★トルコリラ/円のボリンジャーバンド（パラメータ：21、±1、±2、±3）日足では、±3σのバンド幅が拡張するエクスパンションが発生している。バンド幅の伸縮を示現するボリンジャー％B（パラメータ：21、3、5）でも、ボリンジャー％Bとシグナルが急速に上昇し始めていることで、バンド幅が拡張していることを示している。

ADX（パラメータ：14）はトレンドの強さやトレンドの始まりと終わりを表すものであるが、緩やかに上昇していることから、下落トレンドが進んでいることを示している。

一目均衡表の雲の下限が長くレジスタンスとして上値を抑えていたが、結局上抜け出来なかったことで米国との関係悪化という悪材料が出たことで下押し圧力が高まっている。

下落トレンドとなっていることから、しばらくは様子見するのが得策となりそうだ。まずはプラス3σが横ばいないし内側に入ってくるまでは下落の勢いが強い。また、ADXも緩やかに上昇基調となっていることも、下落トレンドを示している。今後20円台の節目を維持出来るかが注目されるが、20円台を維持出来ないとストップロス的な下押し圧力が強まるので注意が必要となる。