★日本銀行が金融政策決定会合で『マイナス金利を導入』することを決定したことで、円が総じて売られる展開となっています。ただ、日銀政策決定会合が終了する前に日経新聞が『会合で追加的な緩和策として、マイナス金利政策の導入の議論に入った』との報道から円売りが急速に強まりました。上下に変動している中で、日本銀行から正式に『マイナス金利導入』との報道で一気に円安121円台に突入しましたが、200日移動平均線の121.467円をワンタッチすると一気に下落傾向を強めています。

前回12月18日の会合時に付けた123.57円まで戻ることが出来ず、下落してしまうと上値を切り下げることとなり、再び円高基調となる可能性も高まります。会合直後ですので、ドル/円は暫くは上下に振ってくる可能性がありますので注意が必要です。今晩の欧米での反応を見ていく必要があります。