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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 近くて遠い113.00円台の壁!

  • 2018/07/18
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、全般もみ合い商状となったが、前日からのドル安・円安地合いが続いた。特にドル売りの材料もなく、112.00円台で下げ渋る展開となった。ロンドン序盤に112.20円割れのストップを付けに行ったが失敗し、NYタイムのパウエル米FRB議長の議会証言を控えてドルの買い戻しが入った。

 

対ポンド中心にドル買いの流れが強まる中、ドルのじり高が続いた。その後も、23時にパウエル米FRB議長が米上院銀行委員会で経済と金融政策について証言する予定の中、全般ドル高の流れが続いた。証言原稿で『当面、漸進的な利上げ継続が最善策』『FOMCは利上げが速過ぎたり、遅過ぎたりするリスクを承知している』『インフレは2%の対照的な目標を上回ったり、下回ったりすることもある』『最新の経済データは第2四半期の米成長がかなり強いことを示唆している』『最近のインフレは心強い』などと伝わると112.79円まで上げた。13日高値の112.80円にいったん上値を抑えられたが、質疑応答で『雇用市場は強く、労働者はより良い状態にある』『賃金上昇は依然としてインフレの傾向を上回る』などの見解が示されるとドル買いが再開した。1月9日以来の高値となる112.91円まで上値を伸ばした。もみ合いながらも一時112.93円と1月9日以来の高値をつけたものの、ドル買い一巡後は若干上値が重くなった。

 

★欧米市場のポイント

・112.22-93円のレンジ相場

・113.00円近辺での上値の重さを意識

・パウエル米FRB議長証言でドル買い

・9月の追加利上げを織り込む動き

・主要通貨に対して全般ドル高傾向

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