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カナダドル/円と原油価格の関係!
- 2016/01/28
- アジアタイム
★資源通貨と言われているカナダドルですが、12月3日以降のカナダドル/円はエネルギー関連商品と非常に高い相関係数で連動しています。相関係数で「1」は完全相関ですが、北海ブレンドとは0.9719とほぼ完全相関に近い連動性となっています。また、チャートにあるNY原油とも0.9125とやはり相関関係が強いです。
これだけ相関係数が高いので、エネルギー関連の価格動向が重要となっています。
テクニカル的には、12月3日の高値92.74円と1月20日の安値78.98円を結んだフィボナッチでは、38.2%戻し84.24円が上値抵抗ラインとなっています。一方で下値は23.6%戻しの82.23円が下値支持ラインとなっています。現在はこの価格帯でのレンジ相場となっています。レンジ相場が長く続くと、上下放れた場合、大きな変動となりやすいことには注意が必要です。
カナダドル/円では、今後のエネルギー関連の価格変動を注視してください。