本日の225先物は、FOMCの声明発表後に米株が下げたことから売り先行後、17000円固めを意識する展開になりそうだ。FOMCはﾉｰｻﾌﾟﾗｲｽﾞで、市場では3月利上げの可能性さえ後退しているのが現状で、今日からの日銀政策決定会合に注目が集まりそうだ。引き続き安寄りした後の東京株式市場は、原油、為替、外国株式市場など外部要因を見極めながらの展開か！？

米連邦準備理事会はＦＯＭＣで予想通り金利を据え置いた。声明は世界の経済・金融動向を「注視」しているとする一方で、米経済については前向きな判断を示した。
寄り前外資系証券5社ﾍﾞｰｽの外人投資家売買動向は、売り1800万株/買い1070万株との観測。ｾｸﾀｰ別の動向観測は、売り 化学･商社･電機･情報通信･その他金融･不動産･REIT･紙ﾊﾟなどから観測され、買いは ｻｰﾋﾞｽ･化学･通信･建設･機械･保険･電機･薬品などから観測。
【買い材料】

・ＮＹ原油（32.30、+0.85）
・日欧の金融緩和期待
・欧州株式市場－続伸　終盤の原油急騰や米株価を好感
・円相場、1ドル118円60-70銭

【売り材料】

・FOMC声明、3月利上げ観測後退せず
・ＮＹダウ反落（15944.46、-222.77）
・ナスダック反落、（4468.17、-99.51）
・シカゴ日経225先物3月限、（17055、-115）
・恐怖指数VIXは23.11、前日比上昇
・甘利経済再生担当相、金銭疑惑問題きょう説明
・上海総合指数が約1年1ヶ月ぶり安値

【その他注目点】

・日銀政策委員会・金融政策決定会合(29日まで)

・北朝鮮の衛星写真を分析した結果、発射準備の動き
・CRB指数－反発 原油、ニッケルが上昇　砂糖、天然ガスが下落
・首相、甘利大臣は引き続き職務にまい進を
・アップル、新興国に小型スマホ発売を計画
・NZ準備銀行（RBNZ)声明「NZドルはさらに下落することが適切」
・対外対内証券売買(先週)
・都道府県別預金・現金・貸出金(12月、日本銀行)
・製造業部門別投入・産出物価指数(12月、日本銀行)
・商業動態統計(12月)
・英GDP速報値(10-12月)
・ユーロ圏景況感指数(1月)
・独消費者物価指数速報値(1月)
・米耐久財受注(12月)
・米新規失業保険申請件数(先週)
・米消費者信頼感指数(先週)
・米中古住宅販売成約指数(12月)
・欧州債-独債への買い意欲根強い