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ドル/円60分足では二重構造に!

  • 2016/01/27
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

ドル円60分足0127

 

1月20日以降のドル/円60分足は、価格帯別出来高で116円後半近辺と118円前後で出来高が膨らみ二重構造のような出来高となっています。そのため、この117~118円前後の値動きが歯抜けのようになっています。こういう場合、歯抜けの価格帯では値が飛びやすくなります。

120時間線(赤:日足では5日線)、240時間線(茶:日足では10日線)の上で推移していることから、上昇トレンドは維持されています。しかし、90時間線(紫)や雲の下限の118.15円まで下落していますので、下抜けには注意が必要です。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロライン近辺でMACDとシグナルがデットクロスしています。ただ、ゼロライン近辺ではもみ合い相場となることが多くあります。また、ストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%K:26.77、%D:48.71が下向きを維持していますので、下落圧力が強いことを示しています。

 

今後の注目点は、昨日の17:00に雲の下限と120時間線が下値抵抗ラインとして機能しました。そういう意味では、雲の下限を意識した買いも入りやすくなります。一方で、119円台に乗るような過度な円安材料もなく、118.60円前後では上値が重い展開となります。

FOMCや日銀金融政策決定会合を控えて、動きにくい展開が続きそうですが、90時間線と雲の下限割れには注意していください。

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