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豪ドル/円は岩盤だと思われたレジスタンスを上抜け!
- 2018/06/04
- アジアタイム
★豪ドル/円は、岩盤だと思われた10日線(黄線)82.73円、25日線(青線)82.59円、75日線(緑線)82.64円のレジスタンスを一気に上抜けしてきた。
5日線(赤線)は上向きとなってきたことから、短期的には上昇基調となってきている。10日線が下向きとなっていることで、上値が重い展開となっているが10日線を維持できると徐々に強い上昇基調となりやすい、
3月以降は80円台半ばから84円台でのボックス相場となっていることから、再びレンジ上限の84円台に向かって上昇しやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、今回は売られ過ぎ過熱感が出る前に反転して、%Kが%Dを上抜けして両線とも緩やかに上向きとなっている。そのため、上昇基調を示現している。
豪ドル/円の上昇時の特徴としては上昇時の終盤に大陽線が出ることが多い。また、上ヒゲロウソク足が84円台で出始めたら再び下落基調となりやすい。このようなロウソク足が出るまでは、押し目買いのタイミングとなる。
一目均衡表でも転換線は下向きとなっているものの、雲の上限82.68円と基準線82.74円を上抜けしてきたことから、戻り基調が強まる可能性が高くなってきた。
しばらくの間は戻り基調を試す展開となりそうだ。そのため、押し目買い目線で見ていきたい。