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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 雇用統計発表前からドル買い!

  • 2018/06/02
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、欧州株がイタリア株を中心に全面高で推移、米長期金利も上昇となったことを受け、109.20円付近と日中高値圏でドルが底堅い展開となった。米長期金利が上昇したことでドル買いが強まったが、米国の鉄鋼・アルミ製品の輸入関税に関する適用拡大が嫌気され、ドル買いは抑制された。欧州株全面高で推移、米長期金利も上昇を維持する中、じり高の流れが持続した。米5月雇用統計を控えて一時109.31円まで上げたが、買い一巡後は伸び悩んだ。トランプ米大統領は『8時半発表の雇用統計の数字を楽しみにしている(Looking forward to seeing the employment numbers at 8:30 this morning.)』とツイッターでツイートしたことで、ドル買いが優勢となった。米労働省が発表した米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比22万3000人増となり、市場予想の前月比19万人増を上回り、失業率が3.8%と市場予想の3.9%より強い内容だったことが分かると円売り・ドル買いが先行した。また、平均時給が前月比0.3%上昇と予想の前月比0.2%上昇を上回ったことも相場の支援材料となった。ただ、5月28日高値の109.83円が意識されると買いも一服すると、利益確定売りになどに押されてやや上値を切り下げた。 NY時間午後に入り相場材料が乏しく次第に値動き細った。なお、トランプ米大統領は米朝首脳会談を12日にシンガポールで開催すると表明したものの、相場の反応は限られた。

 

米5月雇用統計は大方の予想を上回る内容となったことから、年内に合計4回の利上げが実施される可能性がやや高まった。Fed Watchによると、年4回以上の利上げが実施される確率は6月1日時点で26.4%から34.3%に上昇した。米5月雇用統計前にトランプ大統領のツイッターによって発表前からドル買いが進んだ。一部では、トランプ大統領は今回の結果を前もってしっていたのではないかとの憶測もある。来月から市場参加者は雇用統計発表前のトランプ大統領のツイッターに釘付けになることは明らかである。これってインサイダー??

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