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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 レンジ内での小動きに終始!
- 2018/04/19
- NYタイム
★欧州市場朝方の取引では、ドルは主要通貨に対して堅調地合いを維持してもみ合い商状だった。手掛かり材料に乏しく107.30円前後で値動きが細った。英国、ユーロ圏のインフレ鈍化を受けて、ドル/円はやや値を下げる展開となった。一時107.15円まで売られたものの、米長期金利が上昇したことやNYダウ先物が堅調推移したことで下値を切り上げた。市場は日米首脳会談を睨んだ展開。そのため、通貨戦争の可能性などで、円を売りにくい環境だった。NY勢参入後、107.25円近辺で上値が重くなると、107.09円近辺まで下落する展開となった。米国株の回復に連れて、リスク回避の動きが後退し、107.30円近辺まで上げた。その後、対オセアニア通貨などでドル安が進んだ影響を受けドル売りが優勢となった。
日米首脳会談への警戒感がくすぶりドル売り・円買いが優勢となったが、FRBが公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で全米の経済活動の成長継続や物価の上昇が確認されたため、追加利下げを織り込むドル買いに底堅い展開となった。全般カナダドルなどの取引が中心となり、107.20円前後でのもみ合いに終始した。
欧米市場では、ほぼ107.10-107.30円のレンジ相場に終始した。日米首脳共同会見を控えて動き難い展開となった。会見を受けての動きに注目!