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5分足で分かるドル/円欧米市場動向  落ち着きのない展開に終始!

  • 2018/04/12
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、シリア情勢を見極めたいとの見方から欧州勢参入後も値動きは依然として鈍い展開だった。シリア情勢の緊張を背景に、欧州株が軟調に推移、日経先物も小幅下落する中、ドル/円・クロス円は戻り売りに押されてやや反落した。NYダウ先物も下げ幅を縮小、米長期金利も持ち直す中、107.00円近辺でドルが下げ渋った。日経先物が続落、米長期金利が最低かする中、ドルは再下落となった。一部報道でロシアの駐レバノン大使が『シリアに向けて発射された米国のいかなるミサイルも撃ち落される』と述べたことが伝わるなど、シリア情勢を巡る緊張が続いた。米3月消費者物価指数(CPI)が前月比0.1%低下となり、市場予想の横ばいを下回ったことが重石となりドルは下落した。米長期金利の低下幅縮小やNYダウの下げ渋りも支えに反発した。中東情勢が緊迫化する中、『サウジアラビアは首都リヤド上空でミサイルを迎撃した』と伝わり原油先物が急伸した。地政学リスクが高まり、リスク回避の動きが優勢となった。米長期金利が低下し、NYダウが下落したことが重石となった。FRBが公表したFOMC(3月20-21日開催分)議事録を受けて、ドル買いが強まった。議事録では、メンバーが減税、予算の拡大などの財政刺激策が米国経済の成長を押し上げると見ていることやインフレがFRBの責務目標である2%に達成する自信を一段と強めたことが明らかになり、タカ派寄りとの見方が強まった。 NYダウが引けにかけて250ドル超下げたことで106.70円台まで失速するなど方向感が定まらない展開となった。

 

動きがあるにも関わらず、一定の方向感のない展開となった。シリアによる地政学リスクが強まっており、ドルの上値は限定的となった。売りでも買いでも短期的な売買が求められる展開となっている。NYダウが200ドル超下落したことから、日本株も連れ安する可能性が高く、リスク回避の動きになりやすい。そのため、ドルの上値も限定的となりそうだ。

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