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5分足で分かるドル/円欧米市場動向 米中貿易戦争懸念一服でドル買い!

  • 2018/04/06
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

 

★欧州市場朝方の取引では、貿易を巡る米中対立が緩和されたとの見方を背景に投資家心理が好転、欧州株は全面高で推移、米長期金利も上昇となり、ドルは堅調地合いを維持した。前日から1延長の上げ幅となったこともあり、戻り売りにやや押されてドル上昇は一服した。NYダウ先物や日経先物が伸び悩み上昇幅を縮小したことを受けて円売りが一服した。欧州市場中盤の取引では、NY勢参入を控え、ドル買い・円売りの流れは一巡し、107.00円前後でもみ合い推移となった。市場では、米株式市場が前日に激しい上下動となった後だけに、株価動向を見極めたいとの声が少なくなかった。米2月貿易収支や前週分の新規失業保険申請件数が市場予想より弱い内容だったことが分かると上値が重くなった。NYダウが230ドル超、日経先物が190円上昇したほか、米長期金利が上昇したことを背景にドル買いが進行した。3月13日高値107.29円を上抜けると上昇に弾みが付いた。米中貿易摩擦への過度な懸念が後退し、NYダウが一時350ドル超上昇すると円売り・ドル買いが優勢となった。ただ、一目均衡表の下限107.51円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。その後は、新規材料難の中、NY時間午後に入り次第に値動きが細った。

 

米中貿易論争で、交渉後、最終的に合意に至るとの期待が広がったため、株高に連れたリスク選好の円売りや米債利回りの上昇でドル買いに拍車がかかった。ナバロ国家通商会議委員長やクドロー米国家経済会議(NEC)委員長は米国と中国が合意に至るとの楽観的な見解を示した。本日の注目点は一目均衡表の下限107.51円を上抜けできるかが注目される。一方で、昨日までレジスタンスとなっていた107円台を維持出来るかも焦点となる。

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