★日経225の日足では、5日線（赤線）20,991円を飛び越え上昇して始まったものの、10日線（黄線）21,287円と200日線（紫線）21,323円がレジスタンスとして意識されている。

ただ、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％Kと％Dは両線とも上向きを維持しており、戻り基調が続いていることを示している。

本日の注目点では、10日線と200日線を上抜け出来るかにあるが、一方で、5日線が下値支持ラインとなるかも重要なポイントとなる。

日経225のトレンドは高値・安値を切り下げる下落トレンドの途上にある。そのため、3月12日高値の21,001円を上抜けするまでは、反転上昇と判断するには時期尚早となる。

明日はグッドフライデーで世界の主要株式市場は休場となる。グッドフライデー株式動向は、1980年以降の平均では、NYダウ、ナスダック指数、S&P500、ラッセル2000の全てがグッドフライデーの前日にプラスだったが、翌日は全てマイナスとなった。しかし、2～3日後は全指数がプラスとなっていた。そのため、29日に上昇するのか注目される。また、イースター直後の4月2日に弱含んだとしてもアノマリー通りなら3～4日にかけて復活が期待される。