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ドル/円持ち直すも上値重い展開

  • 2016/01/21
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • 欧州タイム

ドル円60分足Ⅱ0121

★アジア市場で日経平均株価が400円の下落となったことや、上海総合株価指数も3%強の下落となったことで、欧州タイムからリスク回避の円高が進み日経平均先物も220円安となったことで、一時116.465円まで円高が進みました。しかし、欧州株が堅調に取引が開始されると、日経平均先物切り替えし300円高となったことで、117円台に切り返しました。

 

ただ、60分足では90時間線や雲の下限が上値抵抗ラインとなり、上値を切り下げる展開となっています。MACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロライン近辺でMACDとシグナルが横向きとなっています。またストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では%Kが横ばいとなってきていますので、しばらくはもみ合い相場が続きそうです。

 

今後の注目点では、雲の上限上抜け出来るのか、それとも押し戻され24時間線(緑:日足では一日線)の116.82円を下回ってしまうのかが注目です。

 

(注目イベント)

○21:45 欧州中央銀行(ECB)定例理事会、終了後政策金利発表(予想:0.05%で据え置き)

 

○22:30 ドラギECB総裁の定例記者会見

 

○22:30 米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:▲5.9)

 

○22日01:00 EIA週間原油在庫統計

 

EIA週間原油在庫統計で、原油在庫が大幅に増加する結果となると、再び原油下落のリスク回避の動きになるので、警戒が必要です。今回のECB定例理事会では、12月に追加緩和したばかりで、追加緩和の影響や検証する必要があり現状維持が予想されます。

 

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