★今朝トランプ米政権の経済政策の司令塔で国家経済会議（NEC)のコーン委員長が、数週間以内に辞任することになったと報道された。この報道を受けて、外国為替では1ドル＝105円台半ばまで円高・ドル安が進んだ。また、時間外NYダウ先物も400ドル超の下落となっている。

そのため、日経225は円高やNYダウ先物の下落を嫌気して前日比155円安で寄り付いた。

日経225は、上値を5日線（赤線）21,328円と下値を200日線（紫線）21,199円の間に挟まれる展開となっている。昨日も5日線が上値抵抗ラインとなった。何とか200日線は維持しているものの、下げ止まることが出来るかが焦点となる。下抜けた場合は、3月5日安値20,937円が意識される。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％K：19.73、％D：20.32となっており、％Kが横ばいから上向きとなる戻り基調となっている。ただ、ダマシで終わる可能性もある。

日経225は100円台安で下げ止まっており、円高・NYダウ先物大幅安となっているものの、底堅い展開となっている。本日200日線を維持できると、あらためて日経225の底堅さが見直される可能性もある。