フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

株式・FX・商品情報

マーケット情報

株式・FX・商品情報

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 右肩下がりの円高傾向!

  • 2018/02/23
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0223

 

★欧州市場の朝方の取引では、ドルは主要通貨に対して堅調地合いを維持した。ドル/円は107円台で不安定に上下する展開となった。なお、欧州株は軟調に取引を開始した。欧州勢の参入後に107.60円付近まで反発する場面があったものの、一段の買い材料を欠いたことから徐々に上値も重くなった。その後も米株先物が軟調地合いとなり、米長期金利も低下したことから107.20円付近まで下落した。欧州株が下げ幅を縮小、日経先物も60円高に反発する中、リスク回避による円買い圧力は後退した。米長期金利が低下したことで円買い・ドル売りが強まった。NY勢参入後、107.00円台を割り込むと、リスク回避の流れもあり、106.80円近辺へ続落した。ただ、安値圏では買い注文が厚く、一旦下げ渋る動きとなったが、戻り売り優勢地合いは変らなかった。NYダウが一時350ドル超上昇したことや日経先物も220円上げると徐々に買い戻しが優勢となった。107.07円付近まで上げたものの、買戻しが一巡すると徐々に上値を切り下げた。その後も米7年債の入札結果が低調となったものの、米長期金利は節目となる3%手前で伸び悩んだためドルの利食い売りが優勢となった。

 

ドル/円の欧米市場では、上値・下値を切り下げる典型的な下落トレンドとなった。これからのアジア市場でも、NY時間直近高値である107.07円を上抜けなければ円高基調が継続しやすい。また、NY時間106.57円を下抜けしてくると下値切り下げとなり、円高基調が高まる可能性が高くなる。本日は週末ということもあり、投機筋のポジション調整的な動きには注意が必要となる。ただ、NYダウが下げ止まり164ドル高で引けたことから、過度なリスク回避の円高は抑制される。

新規口座開設キャンペーン開催中

コンサルタント取引限定キャンペーン1

コンサルタント取引限定キャンペーン2

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー