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ドル/円の60分足では雲の下限と120時間線!
- 2016/01/21
- アジアタイム
★1月15日以降のドル/円の60分足では、120時間線(赤:日足では5日線)の117.39円や雲の下限の117.41円が上値抵抗ラインとなっています。日足は5日移動平均線を上回れば上昇トレンド、下回れば下落トレンドとなります。そのため、下から5日移動平均線を上回ることは重要なポイントとなります。
また、ドル/円の60分足では90時間線(紫)が非常に大事なラインとなります。このラインを上回ると上昇トレンド入りすることが多いため、117.13円が大事な価格ポイントとなります。
出来高価格帯では、出来高の多い価格帯の上にあることで、買い方に含み益が生じていて、上昇トレンドを維持していることになります。もう一段上昇するようですと、売り方からのロスカットが入りやすくなります。昨晩はこの出来高の多い価格帯を下回ったことで、一気にドル売りが強まりました。それだけ価格帯は重要な指標となります。
MACD(パラメータ:12、26、9)では、MACDがゼロライン近辺に上昇してきました。一方、ストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%K:92.35、%D:93.11と買われ過ぎまで上昇しています。こういう場合は、MACDがゼロラインが抵抗ラインとなり、押し戻されるゼロラインリバーサルを起こすことが多くあります。
今後の注目点では、ちょうど雲のネジレにあることで、反転してしまうのか、それとも円安が加速するかが注目されます。反転してしまうと、上記のMACDのゼロラインリバーサルとなってしまいます。一方加速して円安が進むようですと、240時間線(茶:日足では10日線)の117.59円が上値抵抗ラインとなります。