マーケット情報
株式・FX・商品情報
豪ドル/円の日足ではネックラインの攻防!
- 2018/02/05
- アジアタイム
★豪ドル/円に日足では、1月10日安値87.18円のネックラインの攻防となっている。1月25日からもみ合い相場となっていたが、上値を基準線9(赤線)、基準線13(緑線)、基準線26(青線)が上値を抑えていたことから、上値の重さが意識され下落基調となっている。
遅行線(茶線)もロウソク足を下抜けしていることから、下落基調が継続している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:13.41、%D:24.02とかい離幅を広げて両線とも下向きとなっていることから、下押しが強いことを示している。
短中期の基準線を下抜けしていることから、戻り局面では直近の買い方からの『やれやれ売り』が入りやすく上値の重しとなっている。
意識されているネックラインを下抜けしてしまうと、買い方からの手仕舞い売りや新規の豪ドル売りが入りやすい。ただ、ネックラインがサポートとして戻り基調となると、豪ドルの強さが意識される。
ネックラインを下抜けした場合は、52期間(紫線)の中心値となる86.71円が大きなポイントとなる。このラインを下抜けしてしまうと、中長期での買い方に含み損が発生し始めるので、手仕舞い売りが強まる。
まずはネックラインがサポートとして機能するのか、それともネックラインを下抜けしてしまうのか、重要なポイントとなる。