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今晩はカナダドル/円に注目!

  • 2016/01/20
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • 欧州タイム

カナダドル0120

 

産油国であるカナダドルは、資源価格や原油価格下落が止まらないことから、カナダドル売りが継続しています。また、カナダ中央銀行は本日政策金利発表で利下げを実施するとの見方も一部に出ていることもカナダドルの重石となっています。本日、アジアタイムで節目とされていた80円割れとなったことで、今後は上値抵抗ラインとなる可能性があります。

 

○22:30 11月卸売上高(予想:前月比+0.4%、10月:前月比▲0.6%)

 

○22:30 11月製造業出荷(予想:前月比+0.5%、10月:前月比▲1.1%)

 

○24:00 カナダ中央銀行、政策金利発表(予想:現状維持0.50%)

 

米蔵風一目均衡表の4時間足では、まず中期的なトレンドを示す75指数平滑線(紫線)は、下降トレンドを辿っています。転換線5(茶線)及び転換線9(赤線)も下向きで現価格は転換線の下に位置しています。また基準線(青線)や先行スパン2(灰線)も下向きとなっています。さらに遅行線21(ピンク線)、26線(緑線)、52線(茶線)もロウソク足の下にあり、下降トレンドの典型的な様相となっています。こういう時は、抵抗ラインで反転したら戻り売り戦略となります。

 

一部に本日の政策で金利を引き下げるのではないかということや、原油安で売り材料となっています。そのため、実際利下げされた場合は、材料出尽くしからの買い戻しが入りやすくなる一方で、予想通り現状維持となったら売り方からの買い戻しも入りやすくなります。

その際、どこかの抵抗ラインで反転するまで待って、反転したところから売り発動となります。

22:30の経済指標発表直後に動くことがあるかもしれませんが、狙いは政策金利発表後からです。

注意点は先行スパン2を上抜けてしまった時は、52期間の中心値が上向きとなったことになります。また、その際は遅行線21線もロウソク足上抜けする可能性がありますので、注意してください。

また、今晩のどこかの時点で、OPECが臨時総会を開催するとか、原油減産するなど、原油高材料が出た際は、急速に押してきただけにきつい戻りとなる可能性もあります。

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