★ドル/円は2014年後半から2015年にかけて月中旬で反転することが目立つようになりました。何故中旬にこのような現象が起きることになった かですが、米国が2014年後半から米国のヘッジファンドによる規制強化で、バランスシート報告義務が3ヵ月毎から毎月毎になりました。そのことが大きく 影響しています。3ヵ月毎の報告であれば、月をまたいでも報告義務のない月であればポジションを保有していましたが、毎月毎となったことで、超短期的なト レードに変更されたことによる現象と思われます。

今月も15日にドル安値116.48円がボトムとなり、ドルが反転しています。

ドル/円がはっきり反転しているということは、他の通貨や商品などの価格にも大きな影響を与えている可能性があります。

上下にトレンドが出ている場合は、月中前後で反転するということを今後も覚えておくと役立ちそうです。