日経平均株価は続伸して、前日比313円05銭（1.39％）高の２万2811円08銭で取引を終了した。前日の米株高や円安基調を好感した買いが優勢となり、東エレクやアドバンテストなど半導体関連中心に堅調となった。トランプ大統領が来年１月にインフラ投資計画の詳細を発表すると報じられたこともドル高を誘発させた。メジャーＳＱ（特別清算指数）算出（２万2590円66銭）を無難に通過して、需給面での警戒感が後退したことや、７～９月期の国内総生産（ＧＤＰ）成長率の上方修正もリスクオンムードを高めた。
　ＴＯＰＩＸも続伸して、前日比17.48ﾎﾟｲﾝﾄ（0.98％）高の1803.73で取引を終えた。東証１部の売買代金は3兆7465億円、売買高は20億530万株だった。大引け間際に日経型インデックスが流入し、１銘柄あたり19万株の商いが観測された。東証１部売買代金は大引け間際で約3723億円膨らんだ。東証１部の値上がり銘柄数は1405、値下がりは543、変わらずは99だった。