今日の東京株式市場は、元の基準値や中国GDP（11：00）発表までは膠着な展開か？発表内容によっては大幅に動く可能性は否めない。昨晩の米国市場は、キング牧師生誕日の祝日で休場だったため、手掛かりに欠けるほか、海外勢のフローも限られているが、欧州株式市場で銀行株が軟調に推移していたことは気になるところ・・・欧州銀行株ではイタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナとバンカ・ポポラーレ・デレミリア・ロマーニャが大幅に下落。一部では信用不安説までも台頭した模様だ。また、ギリシャのアルファ銀行は9.2％急落。イタリアのＦＴＳＥ・ＭＩＢ指数とポルトガルのＰＳＩ20指数、ギリシャのアテネ総合指数が大幅下落。一方でフランスとドイツの株価指数は大きな波乱は観測されなかった模様だ。寄り前の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1370万株、買い780万株で差し引き590万株の売り越しとの観測。（８：２１）