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日経平均、4営業日ぶりの反落 ロシアゲート懸念や北朝鮮地政学的リスクが重荷

  • 2017/12/04
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 日経平均株価は4営業日ぶりに反落して、前週末比111円87銭(0.49%)安の2万2707円16銭で取引を終了した。ロシアゲート懸念や北朝鮮情勢への警戒感が相場の重しとなった。
 共和党のグラム上院議員は、CBSテレビの報道番組に出演し、北朝鮮による新型の大陸間弾道ミサイルの発射を受けて米朝の「軍事衝突が近づいている」との認識を明らかにし、国防総省は在韓米軍将兵の家族らを韓国から退避させるべきだと見解を述べた。米国と韓国は本日、過去最大規模となる合同軍事演習を開始した。また、SQ(特別清算指数)算出に絡んだ売り圧力も一時観測され、需給的な要因も上値の重荷となった。
 前場のTOPIXは0.09%安で終えて、日銀のETF買いの動向が注目されたが、本日は日銀は大口ETF買いを見送った模様だ。
 TOPIXも反落して、前週末比9.66ポイント(0.54%)安の1786.87で取引を終えた。東証1部の売買代金は2兆4096億円、売買高は13億9443万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1314、値上がりは645、変わらずは82銘柄だった。

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