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ユーロ/ドル60分足では戻りに注意!
- 2016/01/18
- 欧州タイム
★1月12日以降のユーロ/ドルでは、徐々に上値を切り上げ・下値を切り上げていることには注意が必要です。高値から下落していますが、下値を切り上げている以上押したところは買いとなります。また、120時間線(赤:日足では5日線)や240時間線(茶:日足では10日線)の上にあるということは、基本的には上昇トレンドを維持していることになります。また下値では、下値抵抗ラインも多いことから下げ渋ることが予想されます。
価格帯別出来高では、1.0950ドル近辺で出来高が非常に多いことから、戻り場面ではその近辺で上値を抑えられる可能性が高いです。
MACD(パラメータ:12、26、9)では、MACDがほぼゼロラインに位置している一方で、ストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)が売られ過ぎとなる20%を大きく下振れしています。こういう場合はMACDのゼロラインが下値抵抗ラインとなり、反転するゼロラインリバーサルとなることが多いことには注意です。
今後注目点は、ゼロラインリバーサルとなって再度ユーロが上値を追いかけるケースとなるのかです。一方押した場合では、120時間線や雲の下限抜けとなるかが注目されるところです。その際、直近安値となる15日17:00の1.0866ドルを下回ると下値切り下げとなり、上昇トレンドが一服します。