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日経平均、反落か 円高基調を嫌気 短期筋の動向に警戒

  • 2017/11/20
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場は反落。S&P500種は前日比0.26%下げて2578.85で終え、NYダウは100.12ドル(0.42%)安の23358.24ドルで取引を終了した。ナスダック総合株価指数は同10.500ポイント(0.15%)安の6782.791で終了。米税制改革の不透明感が台頭する中、前日の上昇の反動や感謝祭含む週を控え、目先の利益を確定売りが優勢となった。一方で、原油価格の反発を好感しエネルギーセクターが上昇し、相場を支えた。
 NYMEXのWTI先物12月限は前日比1.41ドル(2.6%)高い1バレル=56.55ドルで取引を終了した。OPEC加盟国と非加盟国は30日のOPEC総会で減産延長を発表するべきだとの、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相の発言が買いを誘発させた。
 本日の日経平均は上値の重い展開か。先週末のNY為替市場で1ドル=111円台後半まで円高ドル安となったことで、大阪取引所のナイトセッションで日経先物は2万2280円まで下落した(引け値22310円)。一方では、東京市場では、足元ではCTAやヘッジファンドなどが活発に動いており、値幅が大きくブレやすい展開となっている。本日も短期筋の動向には注意したいところだ。12月のSQまであたりまでは日柄調整の局面が続く可能性がある。また、オプション市場では12月限の行使価格2万3000円の建玉が9日から増加していることには注目したい。

【買い材料】

・NY原油先物反発 協調減産やサウジ情勢を注視(56.55、+1.41)
・恐怖指数VIXは11.43、前日比低下
・アベノミクス再起動
・日銀、大規模緩和を維持
・日銀のETF買い入れによる需給下支え期待
・政策関連株堅調
・好業績やテーマ株など物色意欲強い

【売り材料】

・ドイツ連立協議決裂、FDPが撤退 メルケル氏の4期目続投に暗雲
・米国株式市場反落 ダウ平均とS&P500が2週続落
・NYダウ下落(23358.24、-100.12)
・ナスダック下落(6782.79、-10.50)
・欧州株式市場反落 投資判断引き下げによる売り目立つ
・ロンドン株式市場反落、2週連続でマイナス
・NY為替 株・金利低下、ドル円は112円割れまで調整
・CME225先物は大阪取引所比で下落、22330で引け
・米税制改革への先行き不透明感
・欧州政情不安
・北朝鮮地政学リスク

【その他注目点】

・北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第5回会合(メキシコ、21日まで)

・米債券市場まちまち 米高官が長期債利回りの水準に言及
・欧州債上昇 リスク回避姿勢にらみ買い優勢で週引
・NY金先物反発 ドル安・株安、米政権への懸念が買い材料(1296.5、+10.3)

・米10月住宅着工件数 129.0万件〔予想 119.0万件〕(前回発表値 112.7万件)
・米10月建設許可件数 129.7万件〔予想 124.7万件〕 前回発表値 121.5万件)

・北朝鮮大使、米韓軍事演習続く限り交渉しないと言明
・中国特使が北朝鮮高官と会談、伝統的な友好発展強調=KCNA
・アップル、「HomePod」発売を来年に延期
・テスラ、電動セミトラックを発表

《スケジュール》

08:50  10月貿易統計

16:00  10月独生産者物価指数
20:45  ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
21:15  ラウテンシュレーガー欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
23:00  ドラギECB総裁、講演
23:15  コンスタンシオECB副総裁、講演
24:00  10月米景気先行指標総合指数

☆場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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