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ユーロ/円の60分足では下目目線で!
- 2016/01/18
- アジアタイム
★ユーロ/円は戻り基調となってきましたが、14日20:00の高値128.75円、15日9:00の高値128.42円、16日1:00高値128.23円と上値を切り下げています。一方、15日1:00の安値127.96円、15日17:00の安値127.80円、18日8:00の安値127.46円と下値を切り下げています。現在は上値切り下げ・下値切り下げの『下目目線』となります。朝方の安値から持ち直し傾向となっていますが、直近の高値となる128.23円を上回ることが出来ないと再び下落基調となる可能性が高くなります。また、128円前後の上値には各移動平均線が位置していることからも上値の重さが予想されます。
価格帯別出来高でも、一番出来高の多い価格帯まで戻してきたことで、一度含み損を抱えた買い方からの『やれやれ売り』が入りやすく上値を抑える結果となります。
MACD(パラメータ:12、26、9)では、MACDがシグナルに向かって上昇してきています。またストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、売られ過ぎとなる20%近辺から%K・%D共に上向きで上昇してきました。
今後の注目点とすれば、直近高値128.23円を上抜けすることが出来ることが上昇トレンドへの転換となります。ただし、直近高値に至るまでは、各移動平均線や雲が上値を抑える可能性もあり、今の戻りをもって、上昇トレンドに転換したという見方は時期尚早となります。結構上値では出来高が多いことから、ユーロ買いの新規材料が出ないと上値も限定的となりそうです。