前場の日経平均株価は続落して、前日比208円93銭（0.93％）安の２万2171円08銭。国内総生産（ＧＤＰ）2017年７～９月期速報値が市場の予想を下回ったことや、前日の米国株安や為替の円基調が重荷となった。また、CTAファンド勢など短期筋が、ドル円や株価指数先物への売り先行させたことで売りを加速させた模様だ。日経平均は一時、前日比245円安い２万2134円42銭まで下落した。
　TOPIXも続落して、前日比24.96安（1.4％）の1753.91で終えた。前場の東証１部の売買代金は１兆6371億円、売買高は９億4815万株だった。東証１部の値下がり銘柄数は1799と全体の88％を占めた。値上がりは196、変わらずは39だった。
　後場の東京株式市場で日銀は大口ＥＴＦ買いを実施する公算が高い。日銀は13日と14日にＥＴＦをそれぞれ717億円買い入れたが、３日連続の大口ＥＴＦ買い入れ実施となりそうだ。