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ポンド/円は放れると怖いスクイーズ継続!
- 2017/11/13
- アジアタイム
★英紙サンデー・タイムズは、英国議会の保守党議員40人がメイ首相に対する不信任を表明する書簡の署名に同意下と報じた。これは政権交代にほぼ十分な数となる。
ポンド/円ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1、±2、±3)では、一目均衡表雲の上限でバンド幅が縮小するスクイーズが続いている。21日移動平均線(紫線)を挟んでのもみ合い相場となっている。
現状は下値を雲の上限が支持ラインとなる一方で、上値は+2σが抵抗ラインとなっている。
バンド幅を示すボリンジャーバンド%B(パラメータ:21、3、5)は低位でもみ合いとなっており、バンド幅が縮小していることを示している。
このスクイーズ状態が長く続けば続くほど、その後の上放れ・下放れの際のエクスパンションが大きくなる可能性が高まる。
方向感が出ていないだけに、取引の難易度は高い割りに、放れたときには大きな動きとなりやすいのでリスクが高い状況となっている。現在ならレンジ上限・下限のレンジ取引も良いが、放れた際の対応を確りしていないと予想以上の損失が生じるので注意が必要となる。特にポンド/円は、週初などに窓を開けて上下に動くこともあり、対応が難しい。