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日経平均、約25年10カ月ぶりの高値 海外勢の買いや国内金融イベントに思惑

  • 2017/11/07
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 日経平均株価は大幅高の4営業日続伸で、前日比389円25銭(1.73%)高の2万2937円60銭で取引を終了した。1992年1月9日以来、約25年10カ月ぶりの高値となった。海外勢を中心とした主力株への買いや株価指数先物買いで予想外の大幅上昇となった。朝方こそは円安基調の一服で輸出関連株への売りも観測されたが、海外勢などの積極的な買いで日経先物が22750円水準まで上昇すると、コールの売り手のデルタヘッジ買いが先物市場で観測され、買いが買いを呼ぶ展開となった。また、機関投資家の間で話題となっていたのがマンダリンオリエンタルで開催されたグローバルヴォラティリティサミットだ。ヘッジファンド勢などが集まり、好材料がない中東京株式市場が大幅上昇しただけに、今後の投資手法などの意見交換に関心が集まった。
 一方で、北朝鮮の動向を分析しているアメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは、核実験場の様子を撮影した衛星写真から、これまで実験に使われたことがない坑道で車両の動きなど活発な活動が確認されていると指摘し、過去に使用された坑道が使えなくなったため、新たに別の坑道の整備を進めている可能性があるという見方を示し、NHKなど国内TVが昼頃から報じた。トランプ米大統領が訪韓しているだけに、地政学的リスクが懸念されるところだ。
 TOPIXも大幅上昇となり、前日比20.63ポイント(1.15%)高の1813.29で取引を終了した。2007年2月26日以来の高値となった。東証1部の売買代金は3兆5126億円、売買高は18億9665万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1315、値下がりは619、変わらずは99銘柄だった。

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