日経平均株価は３営業日続伸して、前営業日比９円23銭（0.04％）高の２万2548円35銭で取引を終了した。1996年６月26日以来の高値となった。高値警戒感が警戒される中、先週末の米株高や円安基調を好感した買いがやや優勢となった。仲値絡みの円安基調で、１９９６年６月に付けた終値ベースのバブル崩壊後高値（２万２６６６円８０銭）にあと２２円１２銭まで迫ったものの、高値警戒感から、国内勢中心にに利益確定売りに押された。一夫では、原油高を好感し鉱業や石油石炭製品株が堅調に推移した。後場の東京株式市場は、安倍首相とトランプ米大統領の首脳会談を見極めたいと様子見気分が強まった。
　ＴＯＰＩＸは小反落して、前週末比1.42ﾎﾟｲﾝﾄ（0.08％）安の1792.66で取引を終えた。東証１部の売買代金は3兆3497億円と活況で、6営業日連続で３兆円を上回った。売買高は19億3816万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は794、値下がりは1156、変わらずは83銘柄だった。