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東京株式市場、利益確定売り先行も日銀ETF買いで買い支え
- 2017/10/31
- アジアタイム
日経平均株価は4営業日ぶりに反落して、前日比6銭安の2万2011円61銭で取引を終了した。9月末と比べ月間で1655円(8.1%)上昇となった。10月は2日~24日に16連騰となり、1960年12月21日~61年1月11日の14日続伸を更新して歴代最長記録を更新した。新安倍政権の経済政策が加速するとの見方が海外投資家の買いを継続させている模様だ。
前日までの上昇と円高基調、前日の米株下落を背景に利益確定売りが優勢となった。一方で後場の東京株式市場では日銀によるETF買いで下げ渋りをみせる場面もあった。
正午ごろの日銀金融政策決定会合で政策の現状維持が決まったと報じられたが、市場の反応は限定的であった。
TOPIXも続落して、前日比4.88ポイント(0.28%)安の1765.96で取引を終えた。東証1部の売買代金は3兆5298億円、売買高は18億8801万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は864、値上がりは1073、変わらずは94銘柄だった。