日経平均株価は続伸して、前日比268円67銭（1.24％）高の２万2008円45銭で取引を終了した。1996年７月５日以来、21年３カ月ぶりの２万2000円台回復となった。円安基調や前日に量的緩和政策の縮小を決定したＥＣＢの今後の緩和縮小ペースは緩やかになるとの見方が株式市場で好感された。米下院が2018年度（17年10月－18年９月）連邦予算の大枠を定めた予算決議案を可決したことで、税制改革実現の見込みが高まった。の米10年債利回りが上昇基調となった。好業績銘柄には積極的な買いがみられ、海外勢の買いが日経先物からも観測され相場を支えた模様だ。日経先物12月限は続伸し22050円で終え、高値引けとなった。売買高は5万7930枚だった。
　ＴＯＰＩＸも続伸して、前日比17.15ﾎﾟｲﾝﾄ（0.98％）高の1771.05で終え、年初来高値を更新した。東証１部の売買代金は３兆1008億円、売買高は19億9118万株だった。売買代金は２日ぶりに３兆円を上回った。東証１部の値上がり銘柄数は1592、値下がりは368、変わらずは69銘柄だった。