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日経平均反落、続伸記録は16連騰でストップ

  • 2017/10/25
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 日経平均株価は17営業日ぶりの反落で、前日比97円55銭(0.45%)安の2万1707円62銭で取引を終了した。過熱感が台頭する中、主要企業の2017年4~9月期の決算発表が始まり、決算内容を見極めたいというムードが高まり、利益確定売りが優勢となった。前場は、前日の米株高や円安基調を好感し2万1900円台に乗せる場面もあったが、円安基調の一服感が台頭するとポジション調整の売りが徐々に優勢となった。
 東京為替市場でドル円が、日中高値の113.98円から113.75円まで下落した。きっかけはオーストラリア連邦統計局が発表した第3・四半期のCPI統計で、前年比1.8%上昇と、市場予想の2.0%を下回り、豪ドルが急落したことが背景だった。
 TOPIXは13営業日ぶりの反落となり、前日比5.49ポイント(0.31%)安の1751.43で取引を終えた。東証1部の売買代金は3兆3155億円、売買高は19億6843万株だった。売買代金は、5月8日の3兆4434億円以来約5カ月ぶりの高水準となった。東証1部の値下がり銘柄数は1366、値上がりは582、変わらずは84銘柄だった。

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