★ポンド/円の日足では、25日線（青線）が上値抵抗ラインとなりつつも戻り基調となっていた。しかし、本日は5日線（赤線）148.42円、10日線（黄線）148.49円を下抜け、上値抵抗ラインとなっている。

また、25日線は上向きから若干下落基調となってきていることで、戻り基調の勢いも低下してきている。

この処の下値では、10月17日安値147.75円が意識され反発していることから、下落基調でこの価格を下回るかが焦点となる。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K：39.90、%D：36.92と%Kが%Dを上抜けしており、上向きを維持していることから戻り基調は維持されている。

ロウソク足では徐々にロウソク足が大きくなってきてきていることから、ボラティリティが高まっていることを示現している。そのため、本日は小さなロウソク足となっているが、欧米市場で大きく動く可能性があるので、注意が必要となる。5日・10日線を上抜けしても25日線149.57円が意識される。一方、下値では10月9日146.90円が意識されやすい。また、トレンド的には天井圏からの下落から上値切り下げとなっていることで、下落基調が続く可能性も高い。