日経平均株価は13連騰で、前日比85円47銭（0.40％）高の２万1448円52銭で取引を終了した。13連騰は1988年２月10日から27日以来29年８カ月ぶりのことで、歴代２位の記録に並んだ。前日の米株市場での主要３指数の高値更新や円安基調が好感され、海外勢からは日経先物買いが観測された。また、11時に発表された中国の経済統計が底堅い内容だったことも、相場の支えとなった。一時は２万１５００円を回復したものも、利益確定売りに押され、上げ幅を縮小させた。
　国家統計局が発表した７－９月期の国内総生産（ＧＤＰ）は前年同期比6.8％増と、市場の予想と一致した。９月の小売売上高は前年同月比10.3％増で、市場の予想（10.2％増）を上回った。９月の工業生産は同6.6％増（市場予想は6.5％増）だった。
　ＴＯＰＩＸはも９日続伸となり、前日比5.40ﾎﾟｲﾝﾄ（0.31％）高の1730.04で年初来高値を更新した。東証１部の売買代金は２兆4106億円、売買高は15億2038万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は813、値下がりは1096、変わらずは122だった。