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日経平均、6営業日続伸 北朝鮮リスク後退で

  • 2017/10/10
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 日経平均株価は6営業日続伸して、前週末比132円80銭(0.64%)高の2万823円51銭で取引を終了し、年初来高値を更新した。高値警戒感や米株高の一服で朝方は利益確定売りが先行したが、懸念されていた北朝鮮による軍事的挑発の警戒感が遠ざかると、国内外への景気拡大に期待から買いが優勢となった。本格化する米企業決算発表や10月中旬以降に本格化する国内企業9月期中間決算の発表を前に、好業績やテーマ株などを物色する動きがみられた。
 一方で、為替相場のドル円は、NY市場の終値とほぼ同水準の112円半ばで推移た。午前は3連休明けの5・10日の実需筋などの買いで112円後半まで強含む場面もあったが、北朝鮮情勢や衆院選などの不透明要因も残り、一段の上昇とはならなかった。市場の一部では、18日から開幕する中国共産党大会前後での挑発行動が警戒されている模様だ。
 TOPIXも続伸して、前週末比7.98ポイント(0.47%)高の1695.14で終え、年初来高値を更新した。終値は2007年7月31日以来、10年2カ月ぶりの高値を付けた。東証1部の売買代金は2兆5442億円、売買高は14億8520万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1421、値下がりは523、変わらずは86銘柄だった。

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