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良好な米景気指標を受けドル強含み!
- 2017/10/05
- NYタイム
★欧州市場序盤では、ドル/円を中心にドルが主要通貨に対して弱含む展開となった。米長期金利低下を背景に、112.50円前後で軟調持続となった。米長期金利はやや持ち直し、2.32%付近で推移。スペインのカタルーニャ独立の問題でユーロ/ドルが伸び悩み、ドル/円を下支えした。米9月ADP雇用統計は+13万5000人となった。ハリケーンの打撃などが警戒されていたが、市場予想通り通りとなった。米長期金利が低下から下げ止まりを経て、小幅な再上昇に転換したことを受けドルが上昇した。その後、米9月ISM非製造業指数が市場予想より強い結果となったことが好感されドルの買い戻しの動きが強まった。新規材料難のなか、NY時間午後に入り次第に値動きが細った。イエレン米FRB議長の講演やカタルーニャ州首相の記者会見を見極めたいとのムードも広がった。
注目されていたイエレン米FRB議長の講演では、米経済や金融政策については言及がなかった。そのため、ドルはじり安となった。本日は週末の『ゴトー日』となることから、仲値決めまではドルは底堅い展開になりやすい。