★ドル/円の日足では、25日線（青線）を下抜けしてから、5日線（赤線）が上値抵抗ラインとなっている。週末に北朝鮮による挑発行動がなったことから、週明け戻り基調となったが、5日線108.53円が上値抵抗ラインとなり、戻りきれない状況となっている。

ロウソク足では、前日のロウソク足の高値をほんのわずか上抜けしている一方で、下値は切り上げている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％Kが％Dを上抜けしたことで戻り基調となてちるが、

週末の北朝鮮の『建国記念日』での挑発行動が警戒されていたが、何も起こらなかったことから、オセアニア時間帯からドルの買い戻しが続き、108円台は回復した。今後108円台を維持できるかが焦点となる。米フロリダに大型ハリケーン『イルマ』が上陸したことで、今後の被害状況が明らかにされる。今季は大型ハリケーンが2つ米国に上陸している。そのため、米景気の鈍化見通しから、米長期金利が低下すると再びドル売りが活発化する可能性も残る。