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日経平均は反発か 米株高や円高基調一服を好感

  • 2017/08/30
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場は小幅に上昇。S&P500種株価指数は前日比0.08%高の2446.30で終え、NYダウは56.97ドル(0.26%)上昇して21865.37ドルで取引を終えた。ナスダック総合指数は0.3%の上昇となった。米国株式市場では、北朝鮮が29日日本時間早朝に弾道ミサイルを発射し、日本上空を通過させてグアム攻撃の可能性を示したことから売りが先行して始まったものの、徐々に北朝鮮と米国との対立は有事まで至らないとの楽観的な見方が台頭し押し目買いが優勢となった。
 NYMEXのWTI原油先物10月限は前日比13セント(0.28%)安い1バレル=46.44ドルで取引を終了。ハリケーン「ハービー」の上陸に伴う被害拡大が警戒される中、原油在庫の積み上がり懸念に圧迫され、続落となった。
 本日の日経平均は、19500円を意識した展開か?北朝鮮を巡る地政学リスクは引き続き警戒されるものの、29日の米国市場は上昇し、為替相場の円高も一服していることは好感される。

【買い材料】

・米国株式市場=上昇、北朝鮮情勢巡る懸念受けた下げから切り返す
・NYダウ上昇(21865.37、+56.97)大統領の反応穏やかで
・ナスダック上昇(6301.89、+18.87)
・NY為替-リスク回避に巻き戻し、ドル円は109円後半
・CME225先物は大阪取引所比で上昇(19470、+90)
・日銀のETF買い入れによる需給下支え期待
・好業績やテーマ株など物色意欲強い

【売り材料】

・北朝鮮、ミサイル発射
・米原油先物が一時1%下落、「ハービー」で精製施設閉鎖相次ぐ(46.44、-0.13)
・欧州株式市場続落、ユーロ高と北朝鮮のミサイル発射で
・ロンドン株式市場続落、北朝鮮のミサイル発射でリスク回避
・恐怖指数VIXは11.70、前日比上昇
・米ハリケーン、豪雨続き被害3兆円超も
・海外勢、アベノミクスを不安視
・海外投資家、夏季休暇シーズンで資金流入減少
・米大統領弾劾への警戒感
・北朝鮮地政学リスク
・トランプ政権、政策運営に不透明感

【その他注目点】

・メイ英首相、来日(9月1日まで)
・コンピューター・エンターテインメント関連のCEDEC2017がパシフィコ横浜で開催
・UUUMが東証マザーズに新規上場

・米債券市場-上昇 北朝鮮リスクで買い先行も巻き戻し入る
・欧州債-上昇 北朝鮮情勢を懸念したリスク回避に
・NY金先物-続伸 リスク回避先行も後半は伸び悩む

・米6月ケースシラー住宅価格指数(前年比)+5.65%〔予想 +5.7%〕(前回発表値 +5.69%)
・米8月消費者信頼感指数 122.9〔予想 120.3〕(前回発表値 121.1)

・北朝鮮への対応、「すべての選択肢」検討=トランプ米大統領
・米国格付け、デフォルト避けるならAAプラス維持=S&P
・米国は朝鮮半島を「爆発」に導いた=北朝鮮の駐スイス大使
・北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射、米韓軍事演習に対抗=KCNA

《スケジュール》

08:50  7月商業販売統計速報
10:10  国債買い入れオペ(残存期間5年超10年以下と10年超)(日本銀行)  

07:45  7月ニュージーランド(NZ)住宅建設許可件数
10:30  7月豪住宅建設許可件数
15:00  7月南アフリカマネーサプライM3
16:00  8月スイスKOF景気先行指数
17:30  7月英消費者信用残高
17:30  7月英マネーサプライM4
18:00  8月ユーロ圏消費者信頼感指数
20:00  MBA住宅ローン申請指数
21:00  8月独消費者物価指数(CPI)速報値
21:15  8月ADP全米雇用報告
21:30  4-6月期カナダ経常収支
21:30  4-6月期米国内総生産(GDP)改定値
22:15  パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
23:30  EIA週間在庫統計

☆場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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