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日経平均反発か 北朝鮮は祖国解放記念日
- 2017/08/15
- アジアタイム
米国株は上昇。S&P500種株価指数は前週末比1.0%上昇の2465.84で終え、NYダウは135.39ドル(0.61%)高の21993.71ドルで取引を終了した。米朝間の緊迫化懸念がやや和らいだのに伴い、S&P総合500種株価指数は4月以降で最大の上げ幅となった。
NY外為市場では、ドルが買い戻される展開となった。米朝関係の緊迫化などを受けて売り先行だったドルを、いったん買い戻す動きが広がった。
NYMEXのWTI先物9月限は前営業日比1.23ドル(2.52%)安い1バレル=47.59ドルで終了。中国の需要鈍化懸念やドル高に伴う割高感などが嫌気され、反落となった。
本日の日経平均は、米国株高と円高基調一服から持ち直しの展開か?一方で、北朝鮮は本日、祖国解放記念日を迎える。引き続きミサイル発射などの挑発行為や威嚇に対する警戒は懸念される。
【買い材料】
・米国株式市場は3指数揃って上昇、米朝間の緊張緩和受け
・NYダウ上昇(21993.71、+135.39)
・ナスダック上昇(6340.23、+83.68)
・ドル上昇、米朝緊迫化受けた売り持ちを解消=NY為替市場
・欧州株式市場=反発、北朝鮮懸念がやや後退
・ロンドン株式市場=反発、金融と鉱業が値上がり
・CME225先物は大阪取引所比で上昇(19585、+55)
・4-6月期GDP、6四半期連続増
・恐怖指数VIXは12.33、前日比低下
・日銀のETF買い入れによる需給下支え期待
・好業績やテーマ株など物色意欲強い
・内閣支持、改造で下げ止まり傾向
【売り材料】
・NY原油先物-反落、約3週間ぶりの安値水準に(47.59、-1.23)
・中国経済の減速懸念
・米大統領弾劾への警戒感
・北朝鮮地政学リスク
・トランプ政権、政策運営に不透明感
【その他注目点】
・米債券市場-反落、リスクオフ後退や連銀総裁発言で
・欧州債-小反落、北朝鮮警戒感が緩む
・NY金先物-反落、北朝鮮懸念緩み利益確定売りに
・北朝鮮、米をミサイル攻撃なら直ちに戦争に発展の恐れ=米国防長官
・トランプ米大統領、中国の知的財産権侵害を巡る調査をUSTRに指示
・資産縮小開始は9月、年内あと1回の利上げ予想=NY連銀総裁
・中国外務省、新対北朝鮮問題特使を任命
・中国、北朝鮮から石炭などの輸入を禁止 国連制裁決議に対応
・中国外務省、新対北朝鮮問題特使を任命
・北朝鮮の金委員長、決定下す前に米国の行動注視=KCNA
《スケジュール》
110:00 営業毎旬報告(8月10日現在、日本銀行)
13:00 マンション発売(7月)
13:30 6月鉱工業生産確報
17:00 日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
17:00 日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
10:30 8月豪準備銀行(RBA)理事会議事要旨
15:00 4-6月期独国内総生産(GDP)速報値
16:15 7月スイス生産者輸入価格
17:30 7月英消費者物価指数
小売物価指数
17:30 7月英卸売物価指数
21:30 7月米輸入物価指数
21:30 8月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30 7月米小売売上高
23:00 8月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
23:00 6月米企業在庫
16日05:00 6月対米証券投資動向
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