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日経平均3日ぶりの反落、一時2万円割れ 日銀のETF買いで下げ渋り

  • 2017/08/03
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 日経平均株価は3日ぶりの反落で、前日比50円78銭(0.25%)安の2万29円26銭で取引を終了した。円高基調の中、半導体製造装置の東エレクなど輸出関連株に売りが観測され、一時2万円を下回る場面があった。一方で、後場の東京株式市場で、日銀のETF買いが観測され下げ渋りをみせた。
 内閣改造と党役員が固ったがサプライズはなく、やや失望的な売りが日経先物などから観測された。市場は明日の米雇用統計待ちという雰囲気が漂う中、アメリカのトランプ政権が中国との貿易で不公正な点がないかを調査するため強硬な措置を定めた規定「通商法301条」の発動を検討していると報じらると、一時、ドル円売りが優勢なる場面がみられた。
 TOPIXもは3日ぶりの反落で、前日比0.56ポイント(0.03%)安の1633.82で取引を終えた。東証1部の売買代金は2兆2439億円、売買高は16億8063万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は896、値上がり986、変わらずは139銘柄だった。

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