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ドル/円は110-111円のレンジ相場入り!

  • 2017/08/03
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0803

 

★欧州市場序盤では、独長期金利が小幅上昇となり、ユーロ/円の上昇に支えられて、110.80円付近でドルが底堅くドルが底堅く推移した。欧州株は全面安も、NYアづ先物はプラス圏を維持。米長期金利もほぼ横ばいだった。欧州市場中盤では、米7月ADP雇用統計の発表を控え、110.70円台を中心に引き続きもみ合う展開となった。米7月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数は前月比17万8000人増となり、市場予想の19万人程度増を下回ったものの、前月の数値が15万8000人増から19万1000人増に上方修正されたこともあり、底堅く推移した。米長期金利の上昇に伴う買いも入り、一時110.98円と日通し高値を付けた。 ただ、111円台を回復できず頭の重さが嫌気された。米長期金利が低下に転じたうえ、初の2万2000ドル台乗せとなったNYダウが失速するとドルは一転下落した。米長期金利の低下が一服するとやや下値を切り上げた。ユーロ/ドルが失速すると徐々に買い戻しが優勢となった。米国株が底堅く推移したうえ、米長期金利が上昇に転じたことも相場の下支え要因となった。

 

ドル/円の下値では110.00円割れでは底堅いことを前日までに確認している。そしてNY市場では一旦111.00円の上値の重さを確認することになった。1円内でのレンジ相場入りとなっている。本日も政治・経済イベントがあり、上下に振れやすい展開が予想される。NYダウは一時2万2000ドルを付けるなどリスク選好の動きが継続している。一方で、米長期金利の低位推移というネジレ現象となっている。

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