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日経平均続落か 日米政局不安が重し

  • 2017/08/01
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場は高安マチマチ。S&P500種株価指数は前営業日比0.18%下落し2470.30で終了し、NYダウは前週末比60.81ドル(0.27%)高の21891.12ドルで取引を終えた。ナスダック総合指数は0.41%の下落となった。就任したばかりのスカラムッチ広報部長をトランプ大統領が解任したと報じられ、米大統領の政権運営への不安が高まり、相場の重しとなった。一方で、米主要企業の四半期決算で良好な結果が相次いでおり、好業績銘柄には買い安心感も台頭した。6月中古住宅販売契約指数は市場の予想を上回り、4ヵ月ぶりのプラスとなった。
 NYMEXのWTI先物9月限は前営業日比46セント(0.93%)高い1バレル=50.17ドルで取引を終了。OPECが、加盟・非加盟国による専門家会合を8月7─8日に開くと発表し、原油市場の再均衡化に向けて協議する方針を明らかにしたことで、OPEC加盟・非加盟国が新たな減産に前向きの姿勢をとる観測が広がった。
 本日の日経平均は続落か。円高基調と日米政局不安が相場の重しとなりそうだ。米国㈱市場では主力のハイテク株が軟調に推移し、東京株式市場の重しになる可能性も否めない。

【買い材料】

・米国株式市場-ダウが5日続伸し最高値更新(21891.12、+60.81)
・欧州株式市場-まちまち、英FT100は小幅高
・ロンドン株式市場=反発、7月は月間ベースでプラスに
・恐怖指数VIXは10.26、前日比下落
・NY原油先物-続伸、米国はベネズエラの石油業界に制裁検討(50.17、+0.46)
・日銀のETF買い入れによる需給下支え期待
・好業績やテーマ株など物色意欲強い
・上場企業4-6月期、7割が増益に

【売り材料】

・米大統領、スカラムチ広報部長解任 ケリー首席補佐官の要請か
・ナスダックは下落(6348.12、-26.55)
・ロシア、米外交官の退去を要請
・CME225先物は大阪取引所比で下落(19925、-15)
・内閣支持急落
・米大統領弾劾への警戒感
・北朝鮮地政学リスク
・トランプ政権、政策運営に不透明感

【その他注目点】

・NY為替-ロンドンフィックス契機に、欧州通貨上昇
・米債券市場-小幅反落、週末の重要イベント前に動意薄
・欧州債-まちまち、英長期債はスーパーサーズデイ待ち
・NY金先物-反落、ドル安で一時上昇も利食い優勢

・米7月シカゴ購買部協会景気指数 58.9〔予想 61.0〕(前回発表値 65.7)
・米6月中古住宅販売保留件数指数(前月比)+1.5%〔予想 +1.0%〕(前回発表値 -0.8%)
・米7月ダラス連銀製造業活動指数 +16.8(前回発表値 +15.0)

・トランプ氏は税制改革の年内実現に注力、法人税15%は公算小と有力議員
・米、ベネズエラのマドゥロ大統領を制裁対象に指定へ=関係筋
・北朝鮮問題「責任転嫁すべきでない」、中ロが米国に反論
・「北朝鮮問題はアメリカにこそ責任」ロシアが反論
・東芝 きょう東証2部に降格

《スケジュール》

14:00  新車販売台数(7月)    
14:00  基調的なインフレ率を捕捉するための指標(日本銀行)  

10:45  7月Caixin中国製造業購買担当者景気指数
13:30  豪準備銀行(RBA)政策金利発表
15:00  7月英ネーションワイド住宅価格指数
16:50  7月仏製造業PMI改定値
16:55  7月独製造業PMI改定値
16:55  7月独雇用統計
17:00  7月ユーロ圏製造業PMI改定値
17:30  7月英製造業PMI
18:00  4-6月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値
21:30  6月米個人消費支出
     個人所得
     PCEコアデフレータ
23:00  7月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数
23:00  6月米建設支出
2日05:30 アップル第3四半期(4-6月期)決算

☆場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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