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日経平均、2万円の攻防か

  • 2017/07/19
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場はマチマチ。S&P500種株価指数は前日比0.05%上昇の2460.61と、最高値を更新し、ナスダック総合指数も0.47%上昇して6344.30と最高値を更新した。NYダウは54.99ドル(0.25%)下げて21574.73ドルで取引を終えた。NYダウは寄り前に決算を発表したゴールドマン・サックスの下げが指数の重しとなった。また、上院共和党がオバマケアの撤廃と改革法案の上院審議入りを断念したことで、今後の減税案など経済政策が前進しないとの懸念が相場全体の重しとなった。一方では、動画配信サービスのネットフリックスがけん引役となってナスダック総合指数の上昇に寄与した。
 NY為替市場ではドルが反落。トランプ政権が目指す減税などへの政策期待が大きく後退した。
 NYMEXのWTI先物8月限は前日比38セント(0.8%)高い1バレル=46.40ドルで取引を終了。サウジアラビアが追加輸出削減を検討しているとの報道が好感された。また、ドル安・ユーロ高に伴う割安感から買いを先行させた動きも観測された。
 本日の日経平均は2万円の攻防か。オバマケア代替法案頓挫で円高懸念が相場の重しとなりそうだ。国内では日銀が金融政策決定会合を開く予定だ。

【買い材料】

・米国株式市場 ネットフリックス主導でナスダック最高値(6344.31、+29.87)
・米ネットフリックス、決算受け過去最高値更新
・米バンカメ、4-6月期純利益10%増
・NY原油先物-ドル安を受けて堅調推移(46.40、+0.38)
・日欧EPA、19年発効へ
・ECB量的金融緩和縮小示唆
・米金融規制緩和策への期待
・日銀のETF買い入れによる需給下支え期待
・好業績やテーマ株など物色意欲強い

【売り材料】

・NYダウ下落(21574.73、-54.99)
・米ゴールドマン・サックス2.6%安 2Q決算は債券トレーディング収入が40%減
・米上院共和党によるオバマケア代替法案、再度頓挫 共和党内から2人造反
・ロンドン株式市場=反落、金融株が重し
・欧州株式市場=下落、決算が売り材料
・英国のEU離脱交渉再開で警戒感
・ドル全面安、オバマケア代替法案頓挫で売られる=NY為替市場
・恐怖指数VIXは9.89、前日比上昇
・CME225先物は大阪取引所比で下落(19970、-10)
・2020年度基礎的財政収支、8.2兆円の赤字見通し
・加計学園問題などで、内閣支持急落
・米大統領弾劾への警戒感
・北朝鮮地政学リスク
・トランプ政権、政策運営に不透明感
・中東主要国がカタールとの国交断絶を発表

【その他注目点】

・日銀金融政策決定会合(1日目)
・米中包括経済対話(ワシントン)

・米債券市場-トランプ政権の政策遂行懸念で続伸
・欧州債-英独、利回り低下
・NY金先物-オバマケア代替法案の頓挫で続伸

・米6月輸入物価指数(前月比)-0.2%〔予想 -0.2%〕(前回発表値 -0.3%)
・米7月NAHB住宅市場指数 64〔予想 67〕(前回発表値 67)
・米5月対米証券投資 +919億ドル(前回発表値 18億ドルの流入)

・トランプ氏長男らの議会証言、モラー特別検察官が承認
・オバマケア代替法案、上院で再び頓挫 「まず廃止」も困難な情勢
・トランプ米政権、イランに追加制裁 弾道ミサイル開発巡り
・ユーロ圏の銀行、第3四半期に貸し出し拡大の見込み=ECB調査
・日本の米国債保有が再拡大、中国は4カ月連続増=5月対米証券投資

《スケジュール》

未定   7月月例経済報告
16:00  訪日外国人客数(6月) 

17:00  6月南アフリカ消費者物価指数
18:00  5月ユーロ圏建設支出
20:00  モルガン・スタンレー第2四半期決算
20:00  MBA住宅ローン申請指数
20:00  5月南アフリカ小売売上高
21:30  5月カナダ製造業出荷
21:30  6月米住宅着工件数
     建設許可件数
23:30  EIA週間在庫統計

☆場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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