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東京株式市場堅調地合いか 円安基調や米株高を好感

  • 2017/07/10
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場は反発。S&P500種株価指数は前日比0.64%高の2425.18で取引を終え、NYダウは94.30ドル(0.44%)上昇し21414.34ドルで取引を終えた。ナスダック総合指数は1.04%の上昇となった。市場予想を上回る6月の米雇用統計を受け、リスクオンムードが高まった。6月の非農業部門の雇用者数が前月比22万2000人増え、増加幅は市場の予想(17万人程度)を大幅に上回った。4月と5月分も上方修正された。注目されたトランプ米大統領とロシアのプーチン大統領と初首脳会談は、シリア情勢を巡り同国南西部の停戦で合意したと伝わったが、株式市場への反応は限定的となった。
 NYMEXのWTI先物8月限は前日比1.29ドル(2.83%)安い1バレル=44.23ドルで取引を終了。米国の原油在庫は減少したものの、生産増と石油リグ(掘削装置)の稼働数が再び増えたことが嫌気された。
 本日の日経平均は円安基調や米国株高を好感し反発か。一方、安倍晋三首相は昨日、来月早々に内閣改造を断行する考えを表明。10日には、加計学園問題で衆参両院閉会中審査にて前川前文科次官らを参考人として招致する予定だ。国内政治の不透明感が国内株式市場の上値を圧迫する展開か。

【買い材料】

・米国株式市場-反発 強い雇用統計を好感
・NYダウ上昇(21414.34、+94.30)
・欧州株式市場-英・独はディフェンシブ銘柄に買い
・NY為替-ドル円は114円台、米雇用の増加順調
・CME225先物は大阪取引所比で上昇(20020、+70)
・恐怖指数VIXは11.19、前日比低下
・日欧EPA、19年発効へ
・ECB量的金融緩和縮小示唆
・米金融規制緩和策への期待
・日銀のETF買い入れによる需給下支え期待
・好業績やテーマ株など物色意欲強い

【売り材料】

・NY原油先物-反落 供給過剰の見方に変化なし(44.23、-1.29)
・加計学園問題などで、内閣支持急落
・米大統領弾劾への警戒感
・北朝鮮地政学リスク
・トランプ政権、政策運営に不透明感
・中東主要国がカタールとの国交断絶を発表

【その他注目点】

・米債券市場-下落 米雇用統計まちまちも雇用者増加は順調
・欧州債-まちまち 英指標が弱く利上げ期待が緩む
・NY金先物-反落 強い米雇用指標やドル高が重し
・米短期金先、依然12月利上げ織り込む 6月雇用統計受け

・米6月非農業部門雇用者数 +22.2万人〔予想 +17.9万人〕(前回発表値 +13.8万人)
・米6月失業率 +4.4%〔予想 4.3%〕(前回発表値 4.3%)
・米6月平均時給(前月比)+0.2%〔予想 +0.3%〕(前回発表値 +0.2%)

・北朝鮮への平和的な圧力作戦が奏功しなければ、良い選択肢はそう多くはない-米国務長官
・米中首脳会談、北朝鮮情勢と経済・貿易問題での協力継続を確認
・米当局が主要8行の北朝鮮資金差し押さえへ、取扱額800億円超
・G20首脳会議、気候変動対策で米が孤立 「保護主義と闘う」明記
・日米首脳ら、将来的な英との二国間貿易協定に強い関心=メイ首相
・米ロなど、シリア南西部での停戦に合意
・英経済に弱含みの兆し、BOE利上げ観測後退

《スケジュール》

08:50  5月機械受注
08:50  5月国際収支速報
 経常収支
     貿易収支
09:30  黒田東彦日銀総裁、あいさつ
14:00  6月景気ウオッチャー調査
   日銀地域経済報告(さくらレポート)

10:30  6月中国消費者物価指数
10:30  6月中国卸売物価指数
15:00  5月独貿易収支
15:00  5月独経常収支
23:00  6月米労働市場情勢指数(LMCI)
11日04:00  5月米消費者信用残高

☆場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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