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ドル/円は114円上抜けも引けにかけてはダレル展開!

  • 2017/07/09
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0709

 

★欧州市場序盤では、ユーロが前日の流れを引き継いで主要通貨に対して堅調地合いを維持する一方、円は全面安で推移した。欧州株式市場はほぼ全面安、米長期金利はやや低下気味となったが、ドル売り・円買いは目立たなかった。持ち高調整の円買い戻しの動きにドルがやや押され、113.65円付近に小幅軟化した。その後は、米国の重要イベント控え積極的な売買は手控えられた。米労働省が発表した米6月雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比22万2000人増となり、市場予想の前月比17万8000人増を上回ったことが分かると米長期金利が上昇。全般ドル買いが優勢となり、一時113.96円と5月11日以来の高値を付けた。なお、同時に発表された失業率が4.4%と予想の4.3%より弱い内容となったうえ、平均時給が前月比0.2%増と予想の前月比0.3%増を下回ったことが相場の重しとなり、一時113.45円付近まで下押しする場面があった。 米6月雇用統計発表後に米長期金利が上昇したことで113.96円まで上げたが、114.00円手前で上値を抑えられると神経すつな動きが続いた。その後は、NYダウや日経先物が検討推移したことで、円売りが優勢となり一時114.18円と5月11日以来の高値を付けた。週末を控えるなか、相場材料に乏しく引けにかけて売られる展開となった。

 

引け安の展開で終了したことで、週初アジア時間でも横ばいから上値の重い展開が予想される。為替市場では、円安進行もトランプ大統領のツイッター睨みの展開となりそうだ。ただ、G20でもトランプ米大統領が一人浮いている状況で、味方と言えば日本の安倍首相だけのような印象が残る。その日本に八つ当たりするかが、今後の焦点となりそうだ。

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