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ドル/円短中期合体分析!
- 2017/06/30
- 欧州タイム
★ドル/円の短期的動きを示す日足チャートと、中期的動きを示す週足終値の折れ線チャートから出来るだけノイズを排除した流れを見ていく。
日足チャートでは上げ下げでトレンドが分かりにくいが、週足の終値を結んだチャートで気がつくことがある。それは、徐々に上値が切り下げとなっている。トレンドを見ていく上では、上値・下値の動きが基本となる。ただ、下値も切り上げてきていることから、今後の動向が重要となってくる。
現在は、日米金利差が縮小していることから円安基調となっているが、直近高値の113.34円を上抜け出来ない限り中期的には上値切り下げの下落トレンドが継続していることになる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)の日足では、%K:85.03、%D:90.92と過熱感のある域から%Kと%Dがデッドクロスしていることになる。
日足での円安傾向に過熱感が出ており調整的な下落となった場合、110.31円を週足の終値で下回ると再び下値を切り下げることとなる。