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ドル弱含みながらも方向感に乏しい展開!

  • 2017/06/13
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0613

 

★欧州市場序盤では、為替に目立った動意は見られなかったものの、ドルは主要通貨に対して概ね前週末比小幅安水準で軟調な展開だった。欧州株が軟調に取引され、日経先物も続落となるなか、ドル/円は110.00円付近に下値を広げて日中安値を更新した。株安を横目にドルは下げたが先週安値の109.76円が得目先下値目処として意識されると反転した。欧州株が前面安となるなか、格付け会社ムーディーズの英国格付けに関する見解を受けて、ポンド/円が売られ、ドル/円への下押し圧力となった。株価の下げ幅拡大を嫌気しリスク回避の動きに一段と拍車がかかった。ナスダック指数が一時1.5%超安と前週末に続き大幅に下落したことを受けてリスク回避のドル売りとなった。米3年債入札後に米長期金利が低下に転じると円買い・ドル売りが優勢となった。売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。米長期金利が上昇に転じたことも円売り・ドル買いがじわりと強まった。ムニューシン米財務長官が議会証言で、持続的な3%成長達成を公約したほか、株式相場の上昇がトランプ政権の経済政策に対する自身のあらわれだと指摘したことを好感するとドル売りの動きが後退した。

 

経済指標など特段材料がないなか、ドルは弱含みで推移した。ただ、ムニューシン米財務長官の議会証言で戻り基調となったが、110.00円まで回復するには至らなかった。13-14日にFOMCが開催されることから、本日も方向感の乏しい展開が予想される。そのため、米長期金利や株式相場を睨みながらの展開となりそうだ。

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