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ドル/円は三大イベントを消化!

  • 2017/06/10
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0610

 

★欧州市場序盤では、欧州株や米長期金利が上げ渋るなか、ドル/円の上昇も一服し、200日線の位置する110.38円前後でのもみ合い商状となった。ポンド/ドルが落ち着きを取り戻したことや、重要イベントを通過したことで、株価が堅調推移するなか、リスク回避は緩和されドル/円は底堅さを維持した。その後も、欧州株が大方上げ、米長期金利が2.20%台に乗せ、ポンド/円が反発したことで、ドル/円は底堅い動きが継続した。米長期金利の上昇などをながめ円売り・ドル買いがじわりと強まった。市場では200日線を上回っていることで買いが入りやすいとの指摘があった。一時110.81円と本日の高値を付けたが、一目均衡表雲の下限の110.96円が目先のレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米長期金利が上昇幅を縮めたことで円買い・ドル売りがじわりと強まった。ナスダック指数が2.4%超下落したことで円買い・ドル売りが強まった。日経平均先物も下げに転じたことも相場の重しとなった。株価が買い戻されたため、引けにかけては下げ渋った。

 

8-9日の三大イベントを通過したことで、結果はともあれ警戒感が和らいだ展開となった。ドル/円に関しては大きな波乱もなく110円台前半を維持して終了した。注目は来週14日のFOMCとなるが、利上げは織り込まれていることからサプライズはない。しかし、会合後の声明文やイエレンFRB議長の記者会見から、利上げペースが鈍化するのかを探る展開となる。12月や3月の利上げ後に米長期金利が低下し、ドル売り・円安傾向となったことで、今回も同様の動きとなるかが注目される。

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