日経平均株価は続伸して、前週末比87円52銭（0.45％）高の１万9678円28銭で取引を終了した。円高の勢いが一服したことに加え、前週末の米株高と原油高を好感した買いが東京株式市場では観測された。一方では、北朝鮮に絡む地政学的リスクやロシアを巡る米政治の不透明感が懸念され、指数の上げ幅は限定的となった。
　ＴＯＰＩＸも続伸し、前週末比7.92ﾎﾟｲﾝﾄ（0.51％）高の1567.65で取引を終えた。東証１部の売買代金は１兆9224億円、売買高は14億6741万株だった。大引けに日経型インデックスが流入し、１銘柄あたり約９万から10万株の商いが観測されたものの、約一ヶ月ぶりに売買代金は２兆円の大台に届かなかった。東証１部の値上がり銘柄数は1354、値下がりは531、変わらずは131銘柄だった。