日経平均株価は大幅に続落して、前日比261円02銭（1.32％）安の１万9553円86銭で取引を終えた。トランプ大統領の「ロシアゲート」問題で今後の米政権運営への不透明感が意識され、リスク回避の売りがドル円市場や東京株式市場で強まった。米政権運営へのリスクは前日の東京株式市場で既に織り込む動きはあったが、欧米株の大幅下落で仕掛けも入りあらためて売り直された。日経平均は前場一時365円安まで下げ幅を拡大させた。セクター別では、保険、銀行がともに３％を超える下落率となった。前日のNYダウが300ドル以上下げるなど米国株式市場は急落し、シカゴ・ボラティリティ指数（ＶＩＸ）は46％の急上昇となった。
　ＴＯＰＩＸも続落し、前日比20.81ﾎﾟｲﾝﾄ（1.32％）安の1555.01で取引を終了した。東証１部の売買代金は２兆7198億円、売買高は21億8463万株だった。東証１部の値下がり銘柄数は1574、値上がりは370、変わらずは71銘柄だった。

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